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2011年12月 1日

歯周病はどうやって治すのでしょうか?

歯周病が進行し溶けてしまった骨は戻すことができません。とにかく症状を悪化させないようにすることが大事です。

歯周病の原因は何よりもバイオフィルム(歯垢・プラーク)です。歯周病になってしまった際には、根源であるバイオフィルム(歯垢・プラーク)=細菌をいかに減らしていくかが重要なポイントです。細菌を減らすためには、まずご自身の毎日のブラッシングによって今以上に細菌を増加させないことが大切です。

歯周病はどのように予防するのでしょうか?

歯周病を予防するためには、何よりもまずプラークコントロールが不可欠です。歯の周辺に付着したバイオフィルム(歯垢・プラーク)を除去し、細菌を減らすことで歯周病の進行を食い止めることができます。

歯の上側のバイオフィルム(歯垢・プラーク)、ご自身の毎日のブラッシングによって取り除くことができますが、歯肉の内側深く入り込んだバイオフィルム(歯垢・プラーク)は、ご自身で除去できないため歯科医院にて清掃を行う必要があります。ご自身と歯科医院の相互の取り組みによって、歯周病を予防していきます。

歯周病とは、どんな病気なのですか?

歯周病とは「歯を支える骨が溶ける病気」です。歯と歯ぐきの境目についたバイオフィルム(歯垢・プラーク)から歯の根にそって菌が入り込み、歯を支えている周りの骨をじわじわと溶かしていき、最後には歯が抜け落ちてしまいます。

歯肉に炎症がおきた状態を歯肉炎、歯槽骨などを支えている組織全体が崩れてしまう病気を歯周炎といいます。

また、歯周病は「沈黙の病」などと呼ばれるようにほとんど自覚症状がないため、気付かない間に悪化させてしまうことが良くあります。


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