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2013年4月30日

連休初日、フランスからバカンスに来ている友人夫婦を、合羽橋と浅草に連れて行きました。
彼らは非常に親日家で、家で寿司をよく作るそうです。
合羽橋の道具屋街はそんな彼らにはピッタリ。
刺身包丁を二本買ったり、骨抜きなどの小物もたくさんゲット(^^)
酢飯は実はヘルシーではないんだよ、
ってのも熟知。
なにせ大量の砂糖と塩入ってますからね。
あ、すき焼きもそうです、こちらは砂糖と醤油ですが。

話がそれましたが、あれこれと買い物をした後、浅草に向かいました。
このエリアは当然?詳しいので、海外から来客があると、必ず案内しています。
雷門手前右側の和紙の店に最初に寄ってから仲見世へ。
あちこちお店をのぞいては買い物を繰り返しながら浅草寺へ。
ここで友人夫婦と私の娘がおみくじ引いたんですが、なんと、三人とも凶!
珍しいこともあるもんです。

浅草寺の後は久しぶりに花やしきに寄ってみました。
フランスのバカンスの名所なんかには、季節限定営業のちっちゃな遊園地がよく見られます。
ただ、花やしきの無駄のないレイアウトには負けます。

のんびり過ごして、夕食は本格的な炉端焼きに行きました。
納豆以外はなんでも食べるので、こういった店は大喜び。
大満足だったんじゃないかな。

タロー歯科
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2013年4月19日

聞きかじりの雑学ですが。
最近流行りの安い回転寿司店などで出されるネギトロ、あれは本当のネギトロでしょうか?
本来、ネギトロはマグロの中落ちや皮についてる脂身、トロを包丁で細かく刻んだものに、ネギを加えて作られたものです。

ただ、このネギトロはコストや手間がたくさんかかるので、量の確保はたいへんな事です。

そこで、何とか赤身からネギトロが作れないかと考案されたのが、人工のネギトロです。
潰した赤身に植物性油脂やアミノ酸調味料を添加することで、擬似的にネギトロを作る方法が開発されました。
主に使われるのはショートニングで、これは実は色や風味のついてないマーガリンなんです。

原材料は大豆油やヤシ油で、そこに食品添加物の着色料や香料、塩などを入れて黄色っぽい油にします。
これに特殊な装置で水素を吹き込んで添加し、常温では溶けないようにします。
最後にグリセリン脂肪酸エステル、大豆レシチンなどの乳化剤を添加して水と油を練り合わせると、マーガリンが出来上がります。それをマグロの赤身をすり潰したものに加え、さらにいろんな添加物を混ぜ込むことで、偽装ネギトロが出来上がります。

業務用の食品店では、こういった工程で作られたマーガリン、ネギトロ用ショートニングが販売されてます。
これにミキサーでマグロの赤身を混ぜるだけで、あっという間に偽装ネギトロが完成です。
最近の安い寿司屋、居酒屋などで使われているのは、こういったものなんですよ。

本マグロの皮についてる脂身をスプーンで削いだ身にネギを混ぜ込んだネギトロは素晴らしく美味しいです。
そのうち、ネギトロといったら、こういった人工ネギトロの味が標準になってしまうのでしょうか?
味覚の基準が変わってしまうのでしょうか?

当然身体にも良くないですよね。
いろいろなモノが混ざっていて。

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2013年4月17日

慌ただしかった年度始めも、ようやく落ち着きあり、剣道の稽古へも、休まず参加出来る様になってきました。

さて、巷では、ゴールデンウィークに何処に行こうとか、何しようか?という話題が聞こえてきます。

私は元来、盆暮、ゴールデンウィークはどこ行っても混むので、東京でのんびりしてばかりです。
今年はフランスから剣道仲間の姉夫婦が日本観光に来るので、東京滞在中はいろいろ案内しないといけません。
フランス人、親日家多いです。
日本の伝統文化、精神、武道やアニメ、漫画なんてそのままフランス語になってますから、マンガって。

フランス語も最近話してないので、良い勉強の機会かな?

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2013年4月11日

朝、起きてすぐの歯磨きが、あなたを守る。
こういうタイトルの本を、呼吸器の専門医である、川合 満 先生が書かれています。
なるほど、と納得する事がたくさんありましたので、少しご紹介します。

人間は起きている時は、必要に応じて唾液が充分に分泌されて、お口の中を清潔に保っていますが、就寝時は、唾液の分泌が激減し、お口の中の細菌や、その細菌の出すタンパク分解酵素が爆発的に増えます。
起床時にはその量は、ウンチ約10グラム分に相当するのだそうです。

この細菌が出すタンパク分解酵素が、インフルエンザを体内に取り込みやすくする元凶なんです。
インフルエンザウイルスは、この酵素と反応して、細胞に感染するのです。
逆にいえば、タンパク分解酵素がなければ、インフルエンザに感染しないのです。

起床時のお口の中には、これらのタンパク分解酵素を持つ細菌が大量に存在します。
食後に歯磨きをする場合、細菌や酵素をお口の中に残したまま食事をし、のみ込む事で、それらの一部は粘液にへばりついてお口やのどにとどまり、それにインフルエンザウイルスがくっつき、呼吸時に肺の中に吸い込まれて感染がおきます。

ですから、朝一番に歯磨きして、少しでも早くお口の中をきれいにしておく必要があります。

あ、歯だけでなく、舌表面も磨くのも忘れずに(^^)

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2013年4月 8日

先日、妻がアニサキスにやられました。

ちょうど歯科医師会の会合の後、宴席中だったので、携帯の着歴見たのは帰宅後。で、それから色々話を聞いてたら、突然、昨日シコイワシの刺身食べたー!って。
ってことはほぼ間違いなく、アニサキスだって事になった。

胃が激痛で吐き気と寒気もしてるが、飛び込みで病院行って、内視鏡でアニサキスを引っこ抜いてはもらえないので、家にあった薬で対処。

胃壁にアニサキスが食いつく事で痛みが出るのではなく、食いつかれたとこで、アレルギー反応が起きて痛みが出るので、抗ヒスタミン剤とステロイド、鎮痛剤を選択。

アニサキスはもともとは鯨やイルカに巣食う寄生虫、その卵が糞便に混じり、海中に放出され、それをオキアミとかがたべ、それを小魚がたべ、さらにそれを他の魚がたべ、それらの刺身を食べた時、運が悪いとあたってしまう。

イカにも良く見られるが、さばく時、かざすと見つけられるそうな。
青魚に多いので、青魚好きな妻は覚悟はしてたけど、、、と。

まぁ、こんな事には懲りずに青魚は食べ続けるでしょう^_^


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2013年4月 4日

一昨日、向島保健センターで、3歳児歯科健診がありました。

寒い雨、キャンセルが多いだろうなぁと思いながら、センターに入ると、たくさんの親子連れ。ひょっとして、過去最高?と、思いながら、歯科室へ。40人のフル枠に近い38人の予約だそうで、私の担当では過去最高!

健診時間は1時間半程なので、無駄を省かないといけない。といっても、なるべく丁寧にしっかり理解してもらう様に説明するので、それなりにスケジュールは押してくる。
この天候なのに、キャンセルはふた組のみ。

歯科に対する関心も高まってきているのかな?と思います。また、最近は母親だけでなく、両親でご一緒に付き添ったり、父親だけというケースが増えてます。
時流なんでしょうね。


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2013年4月 2日

墨東の桜もあと僅かとなりました。

我々の目を楽しませてくれた、ソメイヨシノ、これはほぼクローンなんですね。
ソメイヨシノは種子では増えず、各地にある樹は全て人の手で接木などで増やしたもの。

全てのソメイヨシノは元をたどればかなり限られた数の原木につながり、それらのクローンといえる。
DNAが共通ということは、ある種の菌などで、全滅の危機もあるということ。

以前読んだ本で、人間には人によって効くくすりと効かない薬があるが、これは種の保存にはとても重要な事だと言っていた。西行も愛した桜、私も大好きなので、いつまでも、皆の目、心、胃?を楽しませて欲しいと思います。

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タロー歯科 院長 長澤太郎

タロー歯科 院長 長澤太郎
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【役職歴】
社団法人 向島歯科医師会 理事
墨田区介護認定審査会 委員
墨田区健康白書改訂委員会副委員長等を兼任
現在は 向島学校歯科医会 専務理事
墨田区立第三吾嬬小学校 歯科校医

【経歴】
1978年4月 岐阜歯科大学入学
1984年3月 岐阜歯科大学卒業
1984年5月 浜松市 大庭歯科クリニック勤務
1985年4月 銀座 大山歯科医院勤務
1986年1月 大越歯科クリニック柏分院で分院長として勤務
1987年10月 現在地にて、タロー歯科を開業 現在に至る

2000年2月~2002年6月まで、介護福祉専門誌「おたっしゃ倶楽部」に歯科関連のコラムを執筆・連載