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2017年5月31日

嫁さんが見つけた興味深い記事について簡単に紹介してみます。

日本の医学界には色々な学会がありますが、動脈硬化学会へ宛てた脂質栄養学会からのメッセージについて。

現在の日本の医学界では、動脈硬化学会の指導でコレステロール値の上限が定められ、コレステロール値は低ければ低いほど良いとされ、上限を超えるとスタチンという薬でコレステロール値を下げるという治療法が推奨されていますが、アメリカでは今はこの様な治療法は見直されているそうです。

脂質栄養学会の検証では、スタチンは冠動脈疾患を減少させるのではなく、逆に動脈硬化を促進させ心不全を発症させることが明らかになってきました。
また、スタチンは糖尿病を新規発症させ、発ガン作用、催奇形を示し、中枢末梢神経障害を起こす事が、生化学的にも臨床的にも明らかになってきました。

高コレステロール値は長寿指標とされ、スタチンあるいは他薬の併用により LDL-C/HDL-C 比「善玉と悪玉の割合」を下げると、上述のような多くの 害がひきおこされ、総死亡の上昇につながると報告されているので、動脈硬化学会にはこういった事象を検証して指標を再考して欲しいと提言してあります。
添付されている資料でもコレステロール値別での冠動脈疾患での死亡率の推移にも、まさに反映されています。

骨粗鬆症の薬もどうなんでしょうね。
飲まなくて良い薬がたくさんありそうですね^ ^

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タロー歯科 院長 長澤太郎

タロー歯科 院長 長澤太郎
http://www.tarodent.jp/

【役職歴】
社団法人 向島歯科医師会 理事
墨田区介護認定審査会 委員
墨田区健康白書改訂委員会副委員長等を兼任
現在は 向島学校歯科医会 専務理事
墨田区立第三吾嬬小学校 歯科校医

【経歴】
1978年4月 岐阜歯科大学入学
1984年3月 岐阜歯科大学卒業
1984年5月 浜松市 大庭歯科クリニック勤務
1985年4月 銀座 大山歯科医院勤務
1986年1月 大越歯科クリニック柏分院で分院長として勤務
1987年10月 現在地にて、タロー歯科を開業 現在に至る

2000年2月~2002年6月まで、介護福祉専門誌「おたっしゃ倶楽部」に歯科関連のコラムを執筆・連載