先週末、栃木県の茂木にあるツインリンクモテギというサーキットで、日本で1番人気のある自動車レース、スーパーGTの最終戦が行われました。
そのサポートレース、いわゆる前座のイベントで、ホンダCR-Z 10Lチャレンジというレースへ参戦してきました。
ひょんな事から招待されたのですが、このレースは単に速さを競うのではなく、1周約5キロのコースを8周でゴールするのにギリギリの燃料で走らされ、規定量を使いきると一気にスローダウンしてレースから脱落するというシステムになっています。
使用するのはホンダCR-Zのレース仕様車で、最近はやりのハイブリッドカーです。
ガソリンエンジンに電気モーターのアシストが付いていて、レース走行しながら、このモーターの電池をいかに充電させるかが鍵になります。
モーターのアシストを使って走れば速く走れるのですが、充電された電気は本気で1周走れば空になります。
燃料が制限されているので、エンジンを高回転まで回せないので、速く走るにはモーターのアシストが必要なので、普通のレースと違ってかなり独特な走りと考えが必要となります。
コーナーを曲がる時、ギリギリまでブレーキを遅らせ、かつ最短時間のブレーキングですませ、すぐにアクセル全開で加速するところを、本来のブレーキングポイントよりだいぶ手前からアクセルをOFFにしてエンジンブレーキを使用して減速して、ブレーキは強く踏まずにメリハリなくコーナーに入りますが、こうすると充電効率が良いんです。
これに気づくまでにだいぶ時間がかかりました(^^;;
他のメンバーはすでに何度もこの車に乗っているので、充電上手でした。
練習走行でなんとか指定された燃料で走れるようになったのですが、本番ではさらに燃料を減らされることになってしまいました。
サーキット1周を700cc以内の燃料で走り、かつ15台でレースをし、1位を目指すのです。
システムの故障で予選が出来ず、後方からのスタートだったので、いろいろ考えながらスタートしたらあっという間に後ろの3台に抜かれて最下位に落ちました。
未知の燃料量なので、悩み考えながら必死で?走り、何台か追い抜き、いよいよ最後の周、最終コーナーを曲がりゴール手前200mほどのところでガス欠、スローダウンになりましたが、惰性もあって抜かれることなく無事ゴール出来ました。
伝えにくい概要ですが、実際に参戦してみて、これはこれで新たなジャンルのレースとしてはアリかなと思いました^_^
タロー歯科
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