神韻
昨晩、娘と「神韻」の日本公演を観に行ってきました。
この神韻芸術団とは、中国の古典舞踊や民族舞踊を披露する舞台芸術団体で、ニューヨークに拠点があり、演目は中国の伝統文化や歴史物語を演じ、専属のオーケストラを持つ、かなり大きな団体です。
ダンサーは中国人で構成され、ニューヨーク近郊の大学で中国古典舞踊を学んでいる人達が多いとの事です。
跳躍、回転、宙返り、などの豊富な技巧を多数のダンサーが一糸乱れず踊る舞踊と、中国の歴史や伝説上の物語を題材とした舞台劇、二胡や独唱などによって舞台は構成されます。
生のオーケストラの演奏はやはり素晴らしい音ですし、様々な民族衣装を纏って繰り広げられる完璧な踊りは一見の価値があります。
そんな彼らですが、中国共産党の統治下で破壊された中国五千年の伝統文化を復興、隠された事実を伝えようとしている為、未だに中国で公演されたことがないばかりか、政府から政治的圧力を受け、海外での公演を中止させられそうになったりしたそうです。
素晴らしい芸術団なので、これからも頑張り続けて欲しいですね^ ^