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2018年6月26日

口腔粘膜の病変に白斑症というのがあります。
歯肉や頬粘膜に白っぽく、ガビガビしたものが出来てきます。
軽いものであれば心配無いですが、白斑症自体が前癌病変と呼ばれていて、そこから癌に変化することがあります。

数年以上前になりますが、当院の患者さんに、比較的広範囲な白斑症の疑いを見つけ、大学病院の口腔外科に送りました。
精査の結果、まだ癌化はしてないが、この先癌化する可能性が高いとの事でした。
定期的に通院されていましたが、白斑がだんだん大きく盛り上がってきて、一部癌化していると診断されました。

病変部の切実などもしてきましたが、治らずに病変は大きくなっていきました。
扁平上皮癌と診断され、癌センターでも治療を受けていましたが、一昨日お亡くなりになりました。

ずっと当院に通われていた患者さんで、第一発見が私だっただけに非常に残念です。
稀なケースだったとは思います。

ご本人も辛かっただろうと思います。
ご冥福をお祈りいたします。

2018年6月21日

サッカーワールドカップ、日本勝ちましたね。
久しぶりに最初から最後までテレビ中継を見ていました。
その中で実況、解説両者の発言で???と思う事がありました。
聞いていて凄く弱気なんですよね。
開始早々先制しても、相手に突破されない様にとか、相手のエースがベンチスタートは運が味方してる、相手に得点されない様に気をつけてプレーして欲しいとか。
攻めたから先制出来たんですよね。
守っていたら点は入りません、勝てないんですが、、、
解説聞いていて不愉快な気分になりました。

私も以前スピードラリーをやっていました。
全日本選手権ラリーの場合は入賞を目指して全開で攻めて走りますが、地方選手権なんかの場合、勝つか優勝争いをするのが当然なんで、それを意識し過ぎて守りを考えて走る事がありました。
でも、それじゃあ勝てないんです。

勝つか負けるか。
競技なので、結果がまず第一だと思います。

2018年6月18日

今朝、診療所に着いて何気なくスマホを起動させると大阪地震のタイトルが。
こちらでは揺れなかったので、全く知りませんでした。
基本テレビは見ないので、朝のニュースもスマホかパソコン経由になります。

大阪には大学の仲間や剣道仲間がたくさんいるので心配しましたが、震源に近い友人達はフェイスブックやラインなどで無事だと発信していました。

電話がつながらず、ガスも来ないみたいですが、まずは無事が一番です。
極端に大きな被害は無いみたいですが、余震も続くでしょうから気を抜けないです。
早く日常の生活に戻れる事を祈っております。

2018年6月 8日

私の父は今年92歳を迎える内科医です。
その父が先月末で医院を閉めました。
62年の歴史に幕を下ろしました。
頭はしっかりしており、週一でゴルフに行っていますが、耳が遠いこともあり、引退を選択する事になりました。

街中の内科開業医なので、深夜に起こされ往診に出る事も度々ありました。
患者さんを放ってはおけないと、連休を取る事もほとんどありませんでした。
正月も往診に行っていました。

62年、凄いです。
私はまだ30年です。
62年というと、90歳です。
想像出来ません。

長い間ご苦労様でした^ ^

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タロー歯科 院長 長澤太郎

タロー歯科 院長 長澤太郎
http://www.tarodent.jp/

【役職歴】
社団法人 向島歯科医師会 理事
墨田区介護認定審査会 委員
墨田区健康白書改訂委員会副委員長等を兼任
現在は 向島学校歯科医会 専務理事
墨田区立第三吾嬬小学校 歯科校医

【経歴】
1978年4月 岐阜歯科大学入学
1984年3月 岐阜歯科大学卒業
1984年5月 浜松市 大庭歯科クリニック勤務
1985年4月 銀座 大山歯科医院勤務
1986年1月 大越歯科クリニック柏分院で分院長として勤務
1987年10月 現在地にて、タロー歯科を開業 現在に至る

2000年2月~2002年6月まで、介護福祉専門誌「おたっしゃ倶楽部」に歯科関連のコラムを執筆・連載