以前このブログで、オステオパシーについて少し触れたことがありました。
オステオパシーとはカイロプラクティックと並ぶアメリカの整体治療ですが、症状や病変がなぜそのように起こっているのか原因を追求して、問題の根源を必要に応じて施術していく医学なんです。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、先日嫁さんに起こった出来事を例に説明してみますね。
少し前、夜中に嫁さんが歯ぎしりをしていました。
矯正治療が終わってからそんなに年月が経っていないので、就寝中はマウスピースを入れています。
その晩は入れ忘れていたようです。
翌日その事を話すと、やはり入れていなかったとの事でした。
その日は良かったのですが、何日かして噛み合わせがうまく合わない、物を噛むと痛いと言い出しました。
さらに翌日、昼に歯がうまく噛み合わない、痛みで食事ができないとメールがありました。
噛み合わせを診る用意をして、帰ったら調べようとなりましたが、いざ噛み合わせをみたらホントに噛んでないんです。
上下噛み合っていたのが、左側の小臼歯が一本ずつだけで、あとはスキマがあいてるんです。
顎位を誘導して噛ませようとしても、位置が戻りませんでした。
?????
てな状況だったんですが、過日の歯ぎしりで、口の周りの筋肉が異常に緊張して、顎位がずれたのかな?という事になり、予約外で急患としてオステオパシーの施術を翌日受けました。
口腔周囲の様々な筋肉や腱などを入念に整えてもらい、なんと完治してしまいました。
歯科医にできるでしょうか?
正直びっくりしました。
口の中だけでなく、周りも広い知識を持って診ないといけませんね。
来週自分が施術してもらいますが、その時にいろいろ聞いてみます。
楽しみです^_^