歯磨きの重要性【小村井、曳舟、墨田区の歯医者ならタロー歯科】
朝、起きてすぐの歯磨きが、あなたを守る。
こういうタイトルの本を、呼吸器の専門医である、川合 満 先生が書かれています。
なるほど、と納得する事がたくさんありましたので、少しご紹介します。
人間は起きている時は、必要に応じて唾液が充分に分泌されて、お口の中を清潔に保っていますが、就寝時は、唾液の分泌が激減し、お口の中の細菌や、その細菌の出すタンパク分解酵素が爆発的に増えます。
起床時にはその量は、ウンチ約10グラム分に相当するのだそうです。
この細菌が出すタンパク分解酵素が、インフルエンザを体内に取り込みやすくする元凶なんです。
インフルエンザウイルスは、この酵素と反応して、細胞に感染するのです。
逆にいえば、タンパク分解酵素がなければ、インフルエンザに感染しないのです。
起床時のお口の中には、これらのタンパク分解酵素を持つ細菌が大量に存在します。
食後に歯磨きをする場合、細菌や酵素をお口の中に残したまま食事をし、のみ込む事で、それらの一部は粘液にへばりついてお口やのどにとどまり、それにインフルエンザウイルスがくっつき、呼吸時に肺の中に吸い込まれて感染がおきます。
ですから、朝一番に歯磨きして、少しでも早くお口の中をきれいにしておく必要があります。
あ、歯だけでなく、舌表面も磨くのも忘れずに(^^)
タロー歯科
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