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2014年6月10日

以前このブログで、オステオパシーについて少し触れたことがありました。
オステオパシーとはカイロプラクティックと並ぶアメリカの整体治療ですが、症状や病変がなぜそのように起こっているのか原因を追求して、問題の根源を必要に応じて施術していく医学なんです。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、先日嫁さんに起こった出来事を例に説明してみますね。

少し前、夜中に嫁さんが歯ぎしりをしていました。
矯正治療が終わってからそんなに年月が経っていないので、就寝中はマウスピースを入れています。
その晩は入れ忘れていたようです。

翌日その事を話すと、やはり入れていなかったとの事でした。
その日は良かったのですが、何日かして噛み合わせがうまく合わない、物を噛むと痛いと言い出しました。
さらに翌日、昼に歯がうまく噛み合わない、痛みで食事ができないとメールがありました。
噛み合わせを診る用意をして、帰ったら調べようとなりましたが、いざ噛み合わせをみたらホントに噛んでないんです。
上下噛み合っていたのが、左側の小臼歯が一本ずつだけで、あとはスキマがあいてるんです。
顎位を誘導して噛ませようとしても、位置が戻りませんでした。
?????
てな状況だったんですが、過日の歯ぎしりで、口の周りの筋肉が異常に緊張して、顎位がずれたのかな?という事になり、予約外で急患としてオステオパシーの施術を翌日受けました。

口腔周囲の様々な筋肉や腱などを入念に整えてもらい、なんと完治してしまいました。

歯科医にできるでしょうか?
正直びっくりしました。
口の中だけでなく、周りも広い知識を持って診ないといけませんね。

来週自分が施術してもらいますが、その時にいろいろ聞いてみます。
楽しみです^_^

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タロー歯科 院長 長澤太郎

タロー歯科 院長 長澤太郎
http://www.tarodent.jp/

【役職歴】
社団法人 向島歯科医師会 理事
墨田区介護認定審査会 委員
墨田区健康白書改訂委員会副委員長等を兼任
現在は 向島学校歯科医会 専務理事
墨田区立第三吾嬬小学校 歯科校医

【経歴】
1978年4月 岐阜歯科大学入学
1984年3月 岐阜歯科大学卒業
1984年5月 浜松市 大庭歯科クリニック勤務
1985年4月 銀座 大山歯科医院勤務
1986年1月 大越歯科クリニック柏分院で分院長として勤務
1987年10月 現在地にて、タロー歯科を開業 現在に至る

2000年2月~2002年6月まで、介護福祉専門誌「おたっしゃ倶楽部」に歯科関連のコラムを執筆・連載