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2017年6月30日

先日、学校歯科医会と行政の懇談会がありました。
子育て支援課からも課長が1人来られていました。
そこで聞いた話なんですが、ちょっとびっくりしたので紹介しようと思います。

墨田区では、人口増、地域の活性化などを目標に、若い子育て世代の墨田区への転入を増やす為に様々な手段が講じられています。
その中に「子育て支援」があります。
保育園の待機児童を無くすために、保育園も増えています。

それはそれで良い事なんですが、手放しでは喜べないんです。
保育園児1人あたり、行政からいくら補助金が支払われているかご存知でさょうか?
補助金は国が半分、残りを東京都と墨田区で負担するのですが、なんと、0歳児の場合、1人あたり年間500万円が補助されます。
2~3才児でも年間250万円弱必要だそうなんです。
最近、生活保護受給者も増えていますが、それをはるかに超える補助金が支給されているんですね。
担当課長も仰っていましたが、本当に保育園に入れないと困る家庭ではない家庭も多いみたいです。
たしかに私の知り合い夫婦も子供を保育園に入れていましたが、嫁さん仕事らしい仕事していませんでした。
保育園に入れて楽をしたいという人がいるんでしょうね、、、、、

2017年6月26日

今は剣道だけですが、20年程前までは居合道や抜刀道も稽古していました。
その関係で刀剣に興味を持ち、少し勉強したり何振りかは購入したりしました。

最近、ひょんなことから日本刀の値段の変化に気付きました。
価格が大幅に下落しているのです。
ネット販売の威力もあるでしょうが、日本刀を欲しがる人が圧倒的に減少しているようです。
それこそバブル期に高額な日本刀を購入していた人々も高齢になったり亡くなったりで、それらを引き継ぐ人が所持したくないという事で、
最近の刀剣市場に良い刀剣がダブつき気味なんです。
価格も半値どころか、8割ダウンなんかもたくさんあります。
重要刀剣指定受けてる刀でさえ、100万円切っているのもチラホラ見かけます。
バブル期は500万切ることはなく、1000万オーバーの刀なんてザラにありましたから、その下落は凄いものがあります。

問題は、日本刀という、素晴らしい文化が継承されていかなくなる事です。
最近、刀剣女子なる言葉を耳にしました。
アニメで影響受けた女子が刀剣に興味を持ち、
刀剣展などに大挙して押し寄せるという現象が起こっているそうですが、彼女らが刀剣をコレクションにするのかは微妙です。
価格が下落して安価で購入出来るので、大量に海外にも流出しています。

若い世帯では、家に刀剣があると危ないし邪魔になるのでしょう。
剣道仲間を含めても、私の周りで刀剣を所持している人はほんのわずかです。

次の世代へ、日本刀という大切な文化、遺産を残していきたいですね。

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タロー歯科 院長 長澤太郎

タロー歯科 院長 長澤太郎
http://www.tarodent.jp/

【役職歴】
社団法人 向島歯科医師会 理事
墨田区介護認定審査会 委員
墨田区健康白書改訂委員会副委員長等を兼任
現在は 向島学校歯科医会 専務理事
墨田区立第三吾嬬小学校 歯科校医

【経歴】
1978年4月 岐阜歯科大学入学
1984年3月 岐阜歯科大学卒業
1984年5月 浜松市 大庭歯科クリニック勤務
1985年4月 銀座 大山歯科医院勤務
1986年1月 大越歯科クリニック柏分院で分院長として勤務
1987年10月 現在地にて、タロー歯科を開業 現在に至る

2000年2月~2002年6月まで、介護福祉専門誌「おたっしゃ倶楽部」に歯科関連のコラムを執筆・連載