梅の力!!【小村井、曳舟、墨田区の歯医者ならタロー歯科】
先日読んだ記事ですが、なるほどと思ったので、簡単に紹介させていただきます。
梅の力、という話題です。
梅干しは平安時代にわが国で食されていたという文献がみられ、古来より梅は三毒、食物の毒、水の毒、血液の毒を断つといわれ、毒消しの妙薬として重宝されるとともに、様々な形で日常的に利用されてきています。
様々な梅に関する言い伝えがありますが、医学的に証明されている何点かを紹介いたします。
まず、梅干しと言えば日の丸弁当を思い出す人も多いと思います。
これは食中毒を防ぐ作用を期待するものです。
その検証をする為に、2本の試験管に培養液とMRSAという病原菌を入れ、一方の試験管にのみ梅干しを加え、それぞれ加熱して一晩培養をしてみると、梅干しを入れてない方は菌の増加で液が混濁して、透明度は無くなりましたが、梅干しを入れた方は培養前と変わらずに透き通ったままでした。
これらの制菌作用は他の細菌に対しても同様に観察されたそうです。
次に二日酔いを防ぐという効能について。
ラットにアルコールを飲ませ、一方の群には同時に梅干しを投与し、もう一方の群は投与しないでそれぞれの胃の病変を比較すると、梅干しを投与した群では胃に著変は見られなかったのに対し、投与しなかった群では強い出血性病変が確認されました。
このことから、梅干しには胃粘膜保護作用があることが証明されました。
この制菌作用と胃粘膜保護作用の2つの効果が明らかになったので、胃潰瘍の原因のひとつである、ピロリ菌に対し、制菌作用があるのではないかと、次の研究を行なったそうです。
試験管内で活発に活動しているピロリ菌に梅を加えたところ、1時間後には菌の活動性が明らかに減弱し、その効果は梅の濃度が高くほど顕著だったそうです。
梅エキスに含まれているシリンガレシノールという物質が有効成分だそうです。
その他の実験でも、ピロリ菌の抑制や胃がんの抑制効果が証明されているそうです。
早速自分でも梅干しを買って、毎日ひとつ、食べています^_^
タロー歯科
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