歯の切削器具に関する記事【小村井、曳舟、墨田区の歯医者ならタロー歯科】
この前の日曜日、読売新聞の一面に、歯科医院で使う歯の切削器具に関する記事が出ていました。
それは、タービンという切削器具を患者さんごとに交換、滅菌をしている歯科医院の割合が少ないという記事で、感染の危険性が高いということでした。
当院では患者さんごとにタービンを交換し、滅菌しています。
また、取り外せない機器の場合はラップをその都度巻いて感染予防をしています。
以前はそこまで感染予防が騒がれなかったので、タービンなどもから回しさせ洗浄し、薬液を浸したガーゼなどて拭くのが標準的な方法でした。
今でもこの方法で器具の消毒をしている歯科医院はたくさんあります。
というか、8割以上そうだと思います。
感染予防に対する診療報酬がないのも一因ですね。
使い捨ての材料にできるだけ変えていますが、そのコストはばかになりません。
保険診療をしていない歯科医院なんかでは、衛生管理費として治療費の他に患者さんから1回の治療につきいくらか頂いているようです。
これは羨ましいことです、正直。
感染予防について騒ぎたてるなら、なぜそうなっているのか?まで追求して欲しいです。