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2014年5月23日

この前の日曜日、読売新聞の一面に、歯科医院で使う歯の切削器具に関する記事が出ていました。

それは、タービンという切削器具を患者さんごとに交換、滅菌をしている歯科医院の割合が少ないという記事で、感染の危険性が高いということでした。

当院では患者さんごとにタービンを交換し、滅菌しています。
また、取り外せない機器の場合はラップをその都度巻いて感染予防をしています。

以前はそこまで感染予防が騒がれなかったので、タービンなどもから回しさせ洗浄し、薬液を浸したガーゼなどて拭くのが標準的な方法でした。
今でもこの方法で器具の消毒をしている歯科医院はたくさんあります。
というか、8割以上そうだと思います。

感染予防に対する診療報酬がないのも一因ですね。
使い捨ての材料にできるだけ変えていますが、そのコストはばかになりません。


保険診療をしていない歯科医院なんかでは、衛生管理費として治療費の他に患者さんから1回の治療につきいくらか頂いているようです。
これは羨ましいことです、正直。

感染予防について騒ぎたてるなら、なぜそうなっているのか?まで追求して欲しいです。

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タロー歯科 院長 長澤太郎

タロー歯科 院長 長澤太郎
http://www.tarodent.jp/

【役職歴】
社団法人 向島歯科医師会 理事
墨田区介護認定審査会 委員
墨田区健康白書改訂委員会副委員長等を兼任
現在は 向島学校歯科医会 専務理事
墨田区立第三吾嬬小学校 歯科校医

【経歴】
1978年4月 岐阜歯科大学入学
1984年3月 岐阜歯科大学卒業
1984年5月 浜松市 大庭歯科クリニック勤務
1985年4月 銀座 大山歯科医院勤務
1986年1月 大越歯科クリニック柏分院で分院長として勤務
1987年10月 現在地にて、タロー歯科を開業 現在に至る

2000年2月~2002年6月まで、介護福祉専門誌「おたっしゃ倶楽部」に歯科関連のコラムを執筆・連載