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2017年8月17日

30年近く前に親父に腕時計をプレゼントしました。
自動巻で、いわゆる高級ブランドの時計です。
3年ほど前に、調子が悪いからと、オーバーホールに出したそうです。
昨秋、違う時計をしていたので、どうしたのか聞いてみたら、よく止まってしまうんだと、そしてまた、オーバーホールにあんなにお金をかけたくないと言っていたので、とりあえず時計を引き取ってきました。
メーカーに出すのではなく、時計修理のスペシャリストみたいな店があるのでそちらに、一応たまに止まると言ってオーバーホールに出しました。
きっちり仕事してくれ、価格はメーカーの半値以下なんです。
以前、私の愛用しているジャガールクルトというメーカーの時計なんですが、これも25年以上使用してきているせいかベルトのジョイント部分がちぎれてしまいました。
もう、このモデルは生産されておらず、ベルトも同様です。
メーカーに出して合うのがあればアッシー交換が可能かも?と。
メタルのベルトではなく、革なら簡単だとも言われましたが、お気に入りのベルトだったので、どこかで直せないかと色々探していて今回のこの修理屋さんに出会いました。
余りコマを使用して、パーツを作り直してくれました。
新品ベルトの1割以下の値段で^ ^

話がそれましたが、親父の時計もオーバーホールから戻り、暫く使用していましたが、最近していないからどうしたか聞いてみると、また止まってしまうんだと。
まだ保証期間なので、異常があれば再オーバーホールに出すからと、持ち帰って暫く自分で使用してみましたが、全く異常はなく、時刻のずれも1日数秒なので、メーカー目標値の1日3秒と大差ないので合格です。
数日使用して、丸一日以上放置しても動いています。
何が原因なのか考え達した結論は、親父が高齢の為、腕を動かすという動作が減ったからなんです。
自動巻なんで、夜寝ている間のパワーリザーブが昼間の動きでは足りなくなっていたんです。
歩く時も最近は後ろに手を組んでいるし、動きも緩慢になってきています。
もう自動巻は無理かな?と思います。

先週、自分の腕回りにベルトを調整してもらう為にメーカーに持って行った時に、ちらっとその話をしたら、案外そういう人が多いと聞きました。
会社を退職して、家に引きこもりがちな人とかは、若くしてもこういうケースが起こるらしいです。
なるほどですね。

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タロー歯科 院長 長澤太郎

タロー歯科 院長 長澤太郎
http://www.tarodent.jp/

【役職歴】
社団法人 向島歯科医師会 理事
墨田区介護認定審査会 委員
墨田区健康白書改訂委員会副委員長等を兼任
現在は 向島学校歯科医会 専務理事
墨田区立第三吾嬬小学校 歯科校医

【経歴】
1978年4月 岐阜歯科大学入学
1984年3月 岐阜歯科大学卒業
1984年5月 浜松市 大庭歯科クリニック勤務
1985年4月 銀座 大山歯科医院勤務
1986年1月 大越歯科クリニック柏分院で分院長として勤務
1987年10月 現在地にて、タロー歯科を開業 現在に至る

2000年2月~2002年6月まで、介護福祉専門誌「おたっしゃ倶楽部」に歯科関連のコラムを執筆・連載