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2025年8月19日

先週の火曜日、手術を受けてきました。
案外というか、開胸手術なんでそれなりに大手術です。

朝、9時に手術室にと言われました。
普通、手術のイメージだとストレッチャーに寝かされて運んでもらうというイメージだったのですが、ひとりでテクテク歩いていくんです。
なんか寂しい感じがします。

さすが大病院。手術室の数が半端ありません。

で、案内に従い部屋へ。

大勢のスタッフが準備しています。
おもむろに、ここに座ってから横になってください、との指示。
最初に硬膜外麻酔をするために横向きになります。
その後、少しぼーっとしますよ。
といわれているうちに点滴のラインを取るために3本刺入ですが、記憶はここまでです。

目が覚めた時、手術が終わったこと、横に嫁さんが僕のバッグを持って立っていたことが目に入りました。

さすがに全身麻酔、6時間後の世界にワープしてきました。

この時点では痛みはありません。
ICUに搬送されこの日はここに一泊です。
このICUはちょっと問題があり、1名出来の悪いのが、僕の担当です。
途中何度も意見の食い違いがあり、かなり揉めました。
こちらには非はありません。
1歩間違えたら医療事故でした。

朝になり、呼吸器外科の病棟からお迎えが来てやっと解放されました。

病棟は4人部屋か個室。
個室はシャワー、トイレ、冷蔵庫、テレビも付いていてパジャマやタオルセットも付いています。
値段も非常に良心的だと思います。シャワーを浴びるたびにパジャマ(病衣)を替えてくれます。

翌日はとても痛かったです。
全く動けませんでしたが、夕方ぐらいになってベッドの枠につかまりながらなんとか起き上がれました。

日ごとに良くなっていくのですが、病室に1日いるのは退屈です。
開胸手術しているので、日曜日に退院なんてありえない!と言われていましたが、頑張って乗り切りました。
主治医の温かい理解があったのも、もちろんですが。

で、月曜日から診療をはじめました。
今週は午後だけですが、、、

そう、病名は胸腺腫。
癌ではないです。
ただ、大動脈、肺動脈にかなり近接しているので、取り切るのには、人工心臓を使って再手術をしないと、と言われましたが、もう懲り懲りですよ。30代・40代・50代なら受けるかもしれませんが、
このまま放置しても5〜10年生きることも十分あるので。

十分だと思えるようにしっかりと生きていきます。

でも、良い病院でした。
1名以外はどの看護師も、もちろんドクター方も文句の付けようがありませんでした^ ^

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タロー歯科 院長 長澤太郎

タロー歯科 院長 長澤太郎
http://www.tarodent.jp/

【役職歴】
社団法人 向島歯科医師会 理事
墨田区介護認定審査会 委員
墨田区健康白書改訂委員会副委員長等を兼任
現在は 向島学校歯科医会 専務理事
墨田区立第三吾嬬小学校 歯科校医

【経歴】
1978年4月 岐阜歯科大学入学
1984年3月 岐阜歯科大学卒業
1984年5月 浜松市 大庭歯科クリニック勤務
1985年4月 銀座 大山歯科医院勤務
1986年1月 大越歯科クリニック柏分院で分院長として勤務
1987年10月 現在地にて、タロー歯科を開業 現在に至る

2000年2月~2002年6月まで、介護福祉専門誌「おたっしゃ倶楽部」に歯科関連のコラムを執筆・連載